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あまり強烈でなければ、自分では気づくことも少ないわきが臭ですが、周囲の人は結構敏感にわきが臭に気付いていたりします。

特ににおいに敏感な国民性の日本では、わきが臭は対人関係をも左右しかねないものになりがちです。

家族や親しい人に指摘されて初めて「わきが臭がしてたのか!」と気づき、自己臭恐怖症(自臭症)になって精神的にまいってしまう人も少なくありません。

もし方法があるなら、どうにかしたいと思うこのわきが臭。一体どうすれば防止することができるのでしょうか?

軽度のわきが臭防止に有効な方法とは?

わきがと一口に言っても、軽度なものから本人も家族などの周囲の人も悩む重度のものまで、症状にはかなりの個人差があります。

この項ではまず、軽度なわきが臭の防止策についてご紹介していきます。

対策1:「わきがに適した」制汗デオドランドの使用

現在市場には数えきれないほどの「制汗デオドラント剤」が売られていますよね。

一昔前までは「夏場のアイテム」な感じでしたが、今では年中ドラッグストアに置かれています。

これはひとえに需要があるから。
しかし、どうして需要があるかについては、次の項に譲るとして、一先ずここでは軽度のわきがに適した制汗デオドラントについてお伝えします。

わきがの人に選んでほしい制汗デオドラントのポイントは3つ。

  • クリームタイプ(もしくは肌に直接塗るバータイプなど)であること
  • 無香性であること
  • 殺菌や抗菌がしっかりとできるものであること

この3つです。ではそれぞれについて根拠をご紹介しますね。

クリームタイプ(もしくは肌に直接塗るバータイプなど)であること

軽度と言えどわきがである人は、一般的なスプレータイプの制汗剤では効果があまり期待できません。
というのも、わきがの人はわきにあるアポクリン腺からの汗と細菌がその臭いに関係しているから。

スプレータイプのものでは、そうした汗や細菌をしっかり抑制できず、すぐに落ちてしまうからです。

無香性であること

日本で売られている制汗デオドラント剤というのは、基本的に「体臭」とデオドラントの香りが混ざり合うことを前提とはしていません。

もし、デオドラントの香りと体臭が混ざることが考慮されていたら、その2つの香りが混ざることで個性的な良い香りにならないとも限らないのですが、今のところ、制汗デオドラントでそのことを期待するのはNGです。

デオドラントの香りとわきが臭が混ざって、さらに不快な香りになることの方が大きいからです。

ですから、使用するものは無香性で、とにかく「臭いを抑える」ことに効果が高いものを選ぶのが◎なのです!

殺菌・抗菌ができるものであること

先にもお伝えしているようにわきがの原因にはアポクリン腺からの汗だけでなく、細菌も非常に深く関わっています。

中でも有名なのは、ジフテロイド菌とコリネバクテリウムキセロシスです。

こうした菌がわきの下で繁殖をしないように、制汗デオドラント剤は、殺菌や抗菌ができるものを選ぶのが、わきがの人にとっては何より重要になってくるのです。

ちなみに、現在はインターネット通販でも「わきが専用」と言われる制汗剤も複数売られています。
市販のものよりもわきがのことを研究されて作られているので、本当に効果があるものが非常に多いのが特徴です。
口コミや自分の肌質などを考慮して、一度試してみるのがオススメです。

ネットで高い効果が話題になっている制汗クリームクリアンテのページはこちら

対策2:軽度のわきがには食生活の見直しも効果的

実際にアポクリン腺からの汗や細菌が原因でわきがになっている人がいる一方で、実はそうした形質的なものはないのにわきがっぽい臭いを放ってしまう人が居ます。

これは実のところ食生活が「脂質の多い食生活」であるためのという場合がほとんどです。

軽度のわきがの人や、実際にはわきがではないけれどわきが臭がしてしまう「一時的わきが体質」の人と言うのは、脂質を減らし、良質なたんぱく質を摂取し、さらに葉物の野菜を積極的に摂るような食生活にシフトすると、臭いが軽減することが多いですね。

特に「一時的わきが体質」である人は、食生活と普段の生活のリズムを整えるだけで、体臭はかなり抑えられるようになります。

また、わきがの臭いに効果的な食材が「紫蘇(シソ)」です。これは薬味や盛り付けの彩りになったりするあのシソですね。

シソはそもそも日本では漢方的な薬草として、西洋では薬用のハーブとして重宝されてきた植物です。

シソには新陳代謝を促す作用があるのですが、新陳代謝がスムーズに行われると、臭い成分は体内において分解されやすくなり、体外へ分泌される量が減るのですね。

シソはレシピが多く思い浮かばないから使いづらい…という人もいるかもしれませんが、いっそのことシソジュースなどにしてしまえば、炭酸割り(もちろん水割りでも)で苦なく飲めますし、家族で飲めるので良いですよ。

シソにはダイエットを促進する効果も期待できるので、家族のダイエットと自分のわきが臭防止にと様々に効用があることでしょう!

対策3:わき汗パッドはしっかり使おう!

わきがでも軽度の人であれば、積極的にわき汗パッドを利用して、わきに湿気をこもらせないようにすることでかなり臭いを抑えることができます。

アポクリン腺からの汗と湿気をこもらせず、細菌が繁殖しやすい環境にしないことがわきが臭の防止にとって大変重要なポイントです。

使い捨てのあせワキパットをうまく利用して、臭いの防止に努めましょう!

古代からデオドラント剤として使われてきた「ミョウバン」を使う

さて、ここまでは軽度のわきが臭を防止できる方法についてご紹介してきましたが、ここからはどんなわきが臭にも一定の効果がみられるわきが臭防止法についてご紹介します。

それは「ミョウバン」を使ったわきが臭防止法です。

そもそも「ミョウバン」とは何か?

理科の授業で「溶かした物質を再び取り出す実験」によく使われるミョウバン。

これは私たちの実生活にも深く関わっていて、身近なところでは食品添加物(漬物の発色剤や麺のこしをだすためのかん水など)としてのミョウバン使用は有名です。

またミョウバンは薬局や乾物店などでも普通に販売されているもので、現在市販されているものは、大よそが工場で合成された人口のミョウバンであるようです。

ただ、自然界にもあるもので、ミョウバンの結晶した天然塩の「アルム石」は、古代ローマでも制汗剤として使用されていたことは良く知られています。
日本でも別府のミョウバン温泉は有名ですし、温泉のお土産で名高い「湯の花」も実は大枠ではミョウバンの一種と言えるものです。

化学的にミョウバンを簡単にご説明すると、ミョウバンと言うのはカリウムなどの金属とアルミニウムなどの金属が硫酸塩の形で結ばれている「複塩(複合塩)」と呼ばれるものの総称になります。

なぜ、ミョウバンにはわきが臭防止効果があるのかその理由を説明させていただきます。

菌の繁殖を防ぐ

ミョウバンは溶媒となる水の温度にもよってはかなりよく水に溶ける物質です。そして、水に溶けると「酸性」になるという特徴を持っています。

この「酸性」というのは、わきが特有のアポクリン腺由来の汗の臭いを抑えるキーワードになります。

というのも、アポクリン腺由来の汗は、エクリン腺由来の汗と成分が異なると言えども「汗」なのでアルカリ性よりなのですね。

つまり、アポクリン腺由来の汗を分解する菌たちは「アルカリ性」の肌状態を好んでいるということです。

しかし、ミョウバンを溶かしたミョウバン水は酸性…そうです、ミョウバン水は肌を弱酸性にすることで、細菌の増殖を抑制することができるわけです=わきが臭の発生も抑制できることに繋がるのですね。

しかもミョウバン水にはこのような「制菌」の効果だけでなく、もっと踏み込んだ「殺菌」作用があると考えられています。

さらにミョウバンによる防臭は、市販の制汗罪でAgイオン=銀イオンの効果で臭いを抑制するものがあるのと同様に、ミョウバンに含まれる金属が酸化還元反応を起こし、金属消臭がされるのではと考えられています。

ミョウバンはそもそも発汗を抑制する

先に述べました通り、ミョウバンには制菌・殺菌効果があるためにわきが臭の発生を抑制できる働きがあるのですが、実はそれに加えて「収斂(しゅうれん)作用」もあるので、汗の分泌そのものを抑制することができるのです。

収斂作用とは、そのままの意味をとると「縮むこと・引き締まること」です。
お肌への収斂作用と言うと、肌を引き締める効果があるということですね。

ミョウバンの収斂作用による制汗のメカニズムは、汗腺を収束させて汗の分泌を抑えているのではないかとか、アルミニウム塩のゲル状のものが汗腺に入り出口をふさいでいるのではないかなどいくつかの作用が挙げられるのですが、おそらくはそうした作用全てが少しずつ起こって、結果的に制汗しているのではと考えられているのです。

わきが臭に対するミョウバンの効果的な使用法

1)直接肌に塗る

これは粉末のミョウバンをベビーパウダーのように直接わきの下に塗る方法です。
最初から粉末のものならそのまま、焼きミョウバンのように固形になっているものなら、すり鉢などで粉末にすると良いでしょう。

この方法の効果は「汗を抑えられること」が最初にわかるかと思います。
汗を抑えられれば細菌が汗を分解することもないので、臭いの発生はある程度抑えられるはずです。

2)ミョウバン水を利用する

1の粉末をそのまま塗布するのも制汗には効果的ですが、水に溶けたミョウバンの「酸性」を利用するならやはりミョウバンを水に溶かした「ミョウバン水」を利用するのが◎。

ミョウバン水をスプレーなどでワキ下にスプレーするだけなのでかなり使い勝手は良いですよ。
あせワキパットにあらかじめスプレーしておくのも良いでしょう。

ミョウバン水の作り方としては、水1.5リットル(水道水で充分!)に対し、市販のミョウバン50gを入れ、充分に溶かすだけです。
少し溶けにくい時は、そのまま数時間から半日放置すれば完全にミョウバンの溶けた透明なミョウバン水になるはずです。

これは原液として冷蔵庫保存で半月〜1ヶ月はもちますが、できれば半月を過ぎたら新しいものにした方が良いでしょう。

これはスプレーとしてだけでなく、お風呂に50ccほど入れて、ミョウバン湯にしても良いのですよ。

ただ、人によっては肌が荒れるなどの反応もあるので、飽くまで自分の体質や肌質に合った濃度で使用することが大切ですよ。

ミョウバンはアマゾンなどでも購入することができるので、一度試してみるといいでしょう。

AMAZONのミョウバン 500gをみてみる

ミョウバンを使ったわきが対策のデメリットとしては、お肌が荒れてしまうことがあるということと、ミョウバン水などを作る手間がかかること、そして冷蔵庫で管理しなくてはいけないので、脇に使う時にヒヤッとしてしまうということです。

ミョウバンを使った自作のスプレーは管理が大変なので、できればわきが専用としてインターネット限定販売されている「本当に効果の高い」わきが専用クリームを使用するのがおすすめです。

使い続けているうちに、わきの臭いが全然気にならなくなったという人もいるので、あなたも一度手にとって試してみてくださいね。

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みどり

このサイトの管理人もわきがもちでずっと悩んでいました。誰にも相談できないツラい悩みだからこそ、自分で解決するしか残された道はありませんでした。でもわきがが彼氏にフラれるほど重症だった私でも、今ではわきがの臭いがスッキリ消え去って、逆に他人のわきがが分かるくらいまでに回復。どうやってわきがを克服したかを同じわきがで悩んでいる人のためにしっかりと伝えていきたいと思っています。